こんにちは、桜木美月です。
当ブログでは、30代夫婦と2歳、0歳の子どもが暮らす我が家が、
日々の暮らしの中で実践している【生活を豊かにする情報】を発信しています。
私は実際に株主優待投資を始めるまでは、「投資って難しそうだし敷居が高い…」と思ってました。
しかし実際仕組みなどを理解すればそこまで遠い存在ではないんだな、と感じたんです!
ぜひ同じように株主優待投資に対して敷居が高いと感じている方に、株主優待投資について少しでも知っていただけたらうれしいと思います。
- 株主優待について
- メリット・デメリット
など、株主優待の基礎知識をお話していきます。
桜木美月のプロフィール
- 30代夫婦+子ども2人(2歳、0歳)
- 専業主婦、夫の収入のみの1馬力
- 元看護師
株主優待について
株主優待とは、企業が株主に対して送るお礼の品(優待品)のことです。
優待品には色々な種類があり、代表的なものとして、自社で作っている製品や食料品、買い物券や割引券、地方の特産品、カタログギフト、QUOカードなどがあります。
K谷さんは身に付けているものから食事、娯楽などの全てを優待品、すなわち企業からの贈り物のみで賄っています。
つまり、生活費が全くかからない夢のような生活をしているわけです。
このような生活を送るためには数千万円単位の資金が必要なため、同じような生活を再現しようと思うとかなりハードルが高くなります。
しかし、【ほんの少し生活を豊かにする】程度に優待品を貰うことは誰でも可能です。
我が家でも株主優待を利用して日々の生活に役立てています。
株主優待を貰うためには?|するべきことは2点のみ!
株主優待を貰う方法はとても簡単です。
具体的には、
②権利確定日まで株を保有する
の2点だけです。
①株を買う|ネット証券がおすすめ
株取引をするためには証券会社の口座が必要なので、口座を待ってない方は開設する必要があります。
SBI証券や楽天証券などのネット証券は口座開設から入金、取引までの手続がスマートフォン1台で完結するのでおすすめです。
口座が開設できたらあとは株を購入するだけです。
どの企業がどのような株主優待を実施しているかは、ネットで簡単に調べることができますので、
「株主優待 おすすめ」や「株主優待 〇〇円以下」などで検索して
気になるものをピックアップしてどの株を購入するか決めましょう。
また、今は株主優待に関する雑誌が毎月発刊されていますので、本屋や図書館で調べてみるのもいいと思います。
注意点として、株主優待を貰うために必要な株数や優待品が貰える時期は銘柄によって異なるので、これらについては事前にしっかりチェックする必要があります。
②権利確定日まで保有する|購入後は待つのみ!
株を購入したらあとは権利確定日を迎えるだけです。
権利確定日とは、株主としての権利、すなわち株主優待や配当金などの権利が得られる日のことです。
極端な話、この1日だけ株を保有していれば、優待品を貰うことができます。
会社にもよりますが、権利確定日からおおよそ2〜3ヶ月くらいで優待品が送られてきます。
株主優待のメリット
次に私が感じる株主優待のメリットを4つ紹介します。
①生活費を節約できる
我が家が思う株主優待の1番のメリットは、一度株を購入すれば、無料でかつ継続的に優待品が貰えることです。
日用品や食料品などの優待品を利用することで生活費の節約に繋がります。
これは【生活を豊かにする】ための最大のポイントだと感じています。
②知らない企業や商品を知ることができる
株主優待を実施している企業を調べることで、今まで知らなかった企業を知ることができ、買い物の際の商品選びの参考になります。
また、普段購入しない商品を貰うことで、新しい商品との出会いがあります。
私自身、いつも決まったものを購入する性格なので、優待品を通じて色々な商品に出会うことが出来、嬉しく感じています。
③毎年の楽しみが増える
株主優待は、年に1回から2回(多いものでは4回!)優待品を貰うことができます。
優待品が届く時期になるとワクワクしますし、実際に優待品が届いた時はとても嬉しいです。
また、優待品の中には「〇〇〇〇円相当の品」など届いてみないと中身が分からないものもありますので、福袋的な楽しみ方もできます。
④株価下落時の心理的な支えになる
株価は日々変動するため、当然買値を下回ることもあります。
その場合、人の心理として「いつか株価が戻るのではないか」と思ってなかなか売ることができず、値下がりした株をずるずると持ち続けてしまうことがあります。(いわゆる「塩漬け」状態です。)
含み損を抱え続けている状態というのは精神的な負担が大きく、決していいものではありません。
そんな時は優待品や配当金を貰うことが心理的な支えになり、多少なりともストレスを緩和してくれると私は思います。
株主優待のデメリット
これまで書いたように、株主優待は非常にメリットのある制度ですが、デメリットもあります。
代表例が次のとおりです。
①株主優待の改悪、廃止の恐れがある
株主優待は企業から株主へのお礼です。
優待品を贈るということは当然企業にとっては負担になります。
会社の業績が悪くなってきた場合や株主の数が増えすぎた場合には、株主優待が改悪、最悪の場合は廃止されることがあります。
例えば、ひろぎんホールディングスという会社は、7万円以下の投資で2,500円相当のカタログギフトが貰えるという豪華な株主優待を導入したことで話題になりました。
しかし、株主優待目当ての株主が増えすぎたのか、1年後には優待内容が2,500円相当のカタログギフトから500円相当のギフトカードに変更されてしまいました。
(ちなみに我が家もこの改悪でカタログギフトを貰うことができませんでした・・・)
このように株主優待は改悪、廃止されることがあるので注意が必要です。
②優先順位が分からなくなる
株主優待は無料で貰うことができるのが魅力です。そうすると500円のものより1,000円のもの、1,000円のものより1,500円のものと、ついつい額面で優待品を選んでしまいがちです。
しかし、どれだけ高価なものを貰っても生活の役に立たなければ意味はありません。
株を買う予算には限りがあるわけですから、本当に必要なものは何かを検討し、優待品の優先順位を見誤らないようにしましょう。
③買うタイミング次第で大きな損をする可能性がある
株価は日々変動しますが、特に権利確定日の前後は株価が大きく動きます。
権利確定日前は株主優待や配当金狙いで株を買う人が増えることにより株価が上昇する傾向があり、権利確定日の翌営業日(「権利落ち日」と言います)には、株主優待や配当金を貰えることが確定したことで株を売ってしまう人がいるため株価が大きく下落する傾向があります。
1,000円の優待品を貰うために10万円の株を買ってその後株価が9万円になっていたとしたら、結局9,000円の損ということになります。
欲しい優待品があるからと言って駆け込みで購入すると後々大きな損をする可能性があります。
株を購入するときはタイミングを見極め、株価が安くなるまで待つということも大切です。
まとめ
今回は株主優待入門編として株主優待投資の始め方などを紹介しました。
我が家ではカタログギフトやQUOカード、お食事券などを株主優待としてもらうことで日々の暮らしをちょっぴり豊かにすることができています。
この記事を読んだ方が、株主優待が身近に感じていただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。