こんにちは、桜木美月です。
当ブログでは、30代夫婦と1歳の子どもが暮らす我が家が、
日々の暮らしの中で実践している【生活を豊かにする情報】を発信しています。
今回は、【株主優待】ついて紹介したいと思います。
前回の記事【株主優待】初心者でもわかる株主優待、メリット・デメリット|暮らしが豊かになる情報発信ブログ (mitsukiblog0301.com)では【株主優待入門編】として基礎知識をお話させていただきました。
桜木美月のプロフィール
- 30代夫婦+子ども1人(1歳)
- 専業主婦、夫の収入のみの1馬力
- 元看護師
株主優待投資に対するイメージと勘違い
いざ株主優待投資を始めようとしても、やはり「投資」と聞くと、マイナスのイメージがあってなかなか手を出しにくいと思います。
投資に対するイメージとして
①投資って難しいんじゃないの?
②投資ってリスクが高いんじゃないの?
③投資ってギャンブルじゃないの?
④株って高くて買えないんじゃないの?
などが多いのではないでしょうか?
実際に私も最初はそういったイメージがありました。
しかし、これらの多くは勘違いなのです。
順番にお話していきたいと思います。
①投資って難しいんじゃないの?
やったことがないことを難しいと思うのは当然です。
しかし、株主優待投資は銘柄を選んで購入して優待品を貰うというシンプルなもので、決して難しいものではありません。
②投資ってリスクが高いんじゃないの?
これは半分事実です。
投資である以上、リスクがゼロということはありません。
しかし、銘柄や購入時期を分散することで、リスクは抑えるができます。
詳しくは下の「銘柄選びのポイント」の項目で説明します。
③投資ってギャンブルじゃないの?
これも半分事実です。
投資は一攫千金を狙う人や正しい知識がない人にとってはギャンブルになります。
しかし、正しい知識とやり方さえ知っていればギャンブルにもなることはありません。
④株って高くて買えないんじゃないの?
株の購入に必要な額には幅があります。
100万円以上必要なものもありますし、5万円以下で購入できるものもあります。
また、現在は1株ずつ株を購入することができる証券会社も多いので、数百円から数千円の株をコツコツ購入していくこともできます。
証券会社選びについて
まずは証券会社で取引口座を開設しましょう。
この際、証券会社ごとに手数料やサービスが異なるので自分に合ったものを選びましょう。
機会があれば証券会社選びのポイントも記事にしたいとも思いますが、量が多くなってしまいますので今回は割愛します。
ちなみに我が家では
SBI証券 メイン口座
SBIネオモバイル証券 小額取引用口座
楽天証券 積立NISA・iDeCo用口座
と3つの口座を使い分けています。
銘柄選びのポイント
口座が開設できたら、いよいよ銘柄を選んで購入します。
銘柄選びのポイントは次の3つです。
①投資先を分散させる
②総合利回りを意識する
③株主優待の改悪、廃止の可能性が低いものを選ぶ
①投資先を分散させる(最重要!)
一つの銘柄に集中的に投資した場合、その企業の業績が良い時のリターンは大きいのですが、もし業績の悪化や不祥事などで株価が暴落したときは大きな損失を被ってしまいます。
また、株主優待投資の目的は優待品を貰うことですから、一つの銘柄のみしか保有していなかった場合、その銘柄の株主優待が廃止されてしまったら元も子もありません。
その点、例えば投資先を10銘柄に分散させておけば、株価の値動きが各銘柄の間で均衡化され、リスクが激減します。
株主優待についても同様で、一つの銘柄の株主優待が廃止された場合でも、残りの銘柄があればそこまで痛手になりません。
これらに加えて、値上がりをした銘柄を売却して他の優待銘柄を購入したりと臨機応変な対応が可能になります。
このように分散投資のメリットはとても大きいのです。
最初から分散させ過ぎると管理が大変なので、まずは投資に慣れるという意味でも少数の分散から始めましょう。
②総合利回りを意識する
総合利回りとは、株式の投資額に対してどのくらいの利益(配当金と優待品)があるかを表す指標です。
※(2,000円+1,000円)÷10万円×100
効率よく投資をするためにも、できる限り利回りのいい銘柄を利回りのいい時期に購入しましょう。
ただし、「入門編」でも説明しましたが、利回りのいいものを求め過ぎて、優先順位を見誤らないようにしましょう。
③株主優待の改悪、廃止の可能性が低いものを選ぶ
株主優待投資において一番嫌なのが株主優待の改悪、廃止です。
優待品を楽しむために株を購入しているのですから当然ですよね…。
逆に優待品が自社の商品やサービス以外の場合、例えばQUOカードなどの場合は、自社商品を優待品にしている場合と比べると変更の可能性は高いと思います。
このほか、業績が赤字続きの場合も株主優待が変更される可能性があります。
ただし、これらはこれまでの傾向からの推測に過ぎません。
株主優待については会社が決めることなので、上記のいずれに該当しなくても、唐突に変更されることもあり得ます。
その場合は気持ちを切り替えて他の銘柄を購入しましょう。
ここ最近、マルハニチロやオリックスと株主優待の廃止を発表する会社が増えており、今後も株主優待制度は縮小されていく可能性が高いと思います。
投資の基本は値上がりと配当金による資産形成です。株を購入する際は、株主優待のみを目的とせず、値上がりや配当金も狙える銘柄をえらびましょう。
購入時のポイント
購入する銘柄を決めたらあとは購入するだけです。
その際の注意点は次の3つです。
①できる限り株価が安い時に買う
②原則として最低単元で投資する
③優待品を貰うための条件は必ずチェックする
①できる限り株価が安い時に買う
当たり前のことですが、株は安い時に購入しまましょう。安く購入できればできるほど、利回りは良くなります。
また、どんな銘柄でも年に数回は暴落することがありますので、安く購入できるタイミングを待ちましょう。
②最低単元で投資する
配当金は保有している株数に比例して支払われますが、株主優待は一定の株数を保有している株主に対して贈られます。
必要以上の株数を保有すると利回りが悪くなるので、株主優待を貰えるだけの株数を保有したら余剰資金は他の銘柄の購入に充てましょう。
③優待品を貰うための条件は必ずチェックする
株主優待には、優待品を貰うための要件がある場合があります。
例えば、マヨネーズで有名なキユーピーの優待品を貰う要件は、次のようになっています。
「11月30日現在の当社株主名簿に記載されており、1単元(100株)以上を半年以上継続保有の株主様」
「継続半年以上とは、11月30日時点の当社株主名簿に記載されており、100株以上を半年以上継続保有されている場合をいいます。(5月31日と11月30日の株主名簿に連続2回以上、同一株主番号で記載されていること)」(キユーピーHPより抜粋)
銘柄によっては1年以上の継続保有が必要なものもありますので、優待品を貰うためにはいつまでに購入する必要があるのかをしっかりチェックしましょう。
おわりに
以上が、我が家が優待投資をする上で気をつけていることになります。
少しでも皆さんの参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。